シナモンで肌年齢改善!!抗糖化作用!!

シナモンというと、お菓子やスイーツの風味付けに使われるものというイメージがあります。シナモンロールやアップルパイにも用いられており、紅茶やカクテルなどのドリンクの香りづけにも用いられています。料理に使われることもあり、煮込み料理に用いるとエスニック風になります。
シナモンとは、熱帯地域で栽培されているクスノキ科の常緑樹の樹皮をはがして乾燥させたものです。独特の甘い香りとほんのり感じられる苦味が特徴の香辛料で、健康や美容に良い効果があることが知られるようになりました。東洋では古来から漢方薬などにも用いられており、スパイスの王様と呼ばれることもあります。古代エジプトでは、紀元前にミイラの防腐剤として用いられたとも言われています。
そんなシナモンの効果として、抗糖化作用が注目を集めるようになりました。糖化を防ぐ働きのことを指していますが、そもそも糖化とはどういった現象なのでしょうか。実は老化の原因の1つは糖化にあることが分かっており、肌年齢を改善するためにも糖化を防ぐことが重要なのです。
糖化とは、体の中にある不要な糖とタンパク質が結びついてしまうことをいいます。糖とタンパク質が結びつくと、AGEs(糖化最終生成物)という老化物質が生み出されます。AGEsは体の中では分解されにくい物質で、肌に蓄積することでシワやたるみの原因となってしまいます。年齢を重ねるにつれて蓄積量は増えていくので、老化の原因となるのです。
肌の潤いを保つ役割を持つコラーゲンもタンパク質で出来ています。コラーゲンが糖化してAGEsが生成されると、肌の弾力は低下します。また、コラーゲンは通常の状態であれば無色透明ですが、糖化してしまうとくすんだ黄色になります。それが肌のくすみの原因にもなりますし、AGEsがコラーゲンに蓄積されることで新陳代謝(ターンオーバー)も阻害されます。肌の新陳代謝(ターンオーバー)のサイクルが乱れると、肌が乾燥しやすくなったりニキビや吹き出物ができやすくなるなど肌トラブルが起こりがちです。
また、糖化は肌だけではなく体のあらゆる部分に悪影響を与えます。AGEsが血管に蓄積されてしまうと、動脈硬化を引き起こす原因になることが分かっています。動脈硬化とは血液の流れが悪くなり、血管が柔軟さを失って硬くなってしまうことをいいます。動脈硬化によって脳梗塞や心筋梗塞なども起こりやすくなります。それからAGEsが骨に蓄積されれば、骨粗鬆症を引き起こすこともあります。骨粗鬆症になると骨が脆くなってしまうので、骨折などが起こりやすくなります。
そのため糖化は、体の健康に悪影響を与える現象です。健康でいつまでも若々しくいるためには、糖化を防ぐことが大切になります。糖化を引き起こす糖は、主にブドウ糖や果糖と言われています。炭水化物や砂糖に含まれているので、ちょっと食べ過ぎたりすると過剰な糖を摂取することになります。勿論、糖はエネルギー源となるので人の体にとって必要不可欠な栄養素です。しかし、甘い物を食べ過ぎたり、甘い清涼飲料水を飲みすぎたりして必要な摂取量をオーバーしてしまうことも少なくありません。食事の際などにも野菜をあまり食べず、ご飯や麺類など主食を沢山食べるという人は注意が必要です。また、普段から運動する習慣があまりない人もエネルギーとして糖が消費されないので、糖化が起こりやすいと考えられます。
シナモンには、非常に強力な抗糖化作用があることが分かっています。そのためアンチエイジングに効果的として注目を集めるようになりました。老化の原因となる糖化を防いでくれるので、美容を気にする人におすすめの香辛料といえます。
その他にもシナモンには、ダメージを受けた血管を修復して毛細血管を元気にしてくれる働きもあります。血管は体のあらゆる細胞に栄養を運ぶ働きがあるので、血管が元気になることで体の隅々に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。それによって肌細胞も活性化し、肌の状態を良くすることができます。シミやシワ、くすみなどを解消する働きがあります。血行が良くなることで、冷え性やむくみといった悩みを改善することにも繋がります。
それからダイエットにも効果的と言われています。脂肪細胞を小さくしてくれたり、悪玉コレステロールを減らす効果も期待できます。悪玉コレステロールが減ることで内臓脂肪の減少にもつながるので、健康に良い影響を与えてくれます。血糖値の上昇を抑える働きもあるとされています。そして、甘い物を食べたいという欲求を抑える効果があることも研究によって判明しました。ダイエット中は甘い物を制限することが多いので、逆にそれがストレスになってしまうことも多いのではないでしょうか。ダイエットの反動でお菓子やスイーツを食べ過ぎてしまうという人は少なくありません。食べたいという欲求が抑えられることで、ダイエットが成功する確率も高まります。