女性の人気が高いハーブティーのカモミールですが、ストレートで飲む以外でミルクティーにするのが相性が良いと言われていることはご存知でしょうか。
作り方も簡単で、ティーとミルクさえあれば美味しく作れるので非常に手間的にも楽です。
そんなカモミールのミルクティーについてお話していきますね。
目次
カモミールミルクティーの効果は!?

Beautiful woman portrait in flowers field
カモミールには昔から薬として扱われる程、伝統のあるハーブですので嬉しい効果が沢山あります。
具体的にカモミールのミルクティーを飲むとどのような効果があるのかご紹介していきますね。
安眠やリラックス効果
カモミールには不眠対策やリラックス効果、体を温めて神経をしずめてリラックスさせる等の効果があります。
また体内時計を正常に戻してくれる効果もあるので、中々寝付けない人や、時差ボケを解消したい人も飲むと良いです。
抗菌作用
抗菌作用があるという点も大きなメリットです。
合わせて発汗作用や代謝の促進、のどの痛みの緩和効果もあるので、普段から飲むと風邪防止の効果があります。
抗アレルギー作用
アレルギー症状を起こすヒスタミンを抑えてくれる働きもあるので、花粉症による目のかゆみや鼻づまり、かゆみ等にも効果的です。
飲む時は、蒸気を鼻から吸いながら飲むと非常に良いです。
もちろん花粉症のアレルギーそのものを治すということではありませんが、少なくとも症状を緩和させる事は出来ます。
ただキク科アレルギーの人はアレルギー反応が出てしまう恐れがあるので飲むのは控えた方が良いです。
鎮静作用
頭痛や歯痛、腰痛に生理痛といったものの緩和にも効果があります。
特に頭痛では緊張性のものに効果があり、血流をよくしてくれるので肩こりから来る頭痛に悩んでいる人は飲むと良いです。
生理痛で悩む女性にとっても、鎮痛作用に加えて体を温める効果もあるので、飲む事によって体の冷えを防いでくれます。
生理痛は体の冷えによって悪化する事もあるので、悩んでいる人はこまめに飲むと良いです。
定期的に飲む事で体内の血の巡りも良くなり、女性に多いという貧血や冷え性が改善され腰痛等も改善してくれます。
とにかく鎮痛や消炎作用があるので、痛みを感じたら痛み止めの薬を飲む前にカモミールティーがおすすめです。
抗炎症作用
消化器系の炎症を抑える効果があるので、胃腸の調子が悪い時に飲むと整腸作用がありますし、食べ過ぎから来る胃炎や、吐き気や嘔吐、ストレスから来る下痢にも効果的です。
合わせて歯肉炎や口臭予防にも効果がありますので、気になる人はこまめに飲む事をおすすめします。
そして抗炎症作用や殺菌作用はにきびや引き出物といった肌荒れにも良く効きますし、「カマメロサイド」という成分が抗糖化作用があるので、肌のしみやくすみにも有効です。
飲むタイミングは決まっている?

Cup mug and book, pencil, retro alarm clock on the table in bedroom. ( Vintage tone color)
いつ飲むのが一番効果的かというと、カモミール自体はハーブで、副作用のようなものもないので、基本的には自由に飲んで問題ありません。
風邪気味であったり、夜中々寝付けない人はその時だけ飲めば良いですが、花粉症や肌トラブルの体質改善の為に飲む人は、1日1~2杯を最低でも1ヶ月以上飲み続けると良いです。
飲む時間帯はいつでも良いですが、理想的なのは食事や就寝前がおすすめです。
カモミールには睡眠や鎮静効果がありますので、就寝前に飲むと効果を一番実感する事が出来ます。
他にも血糖値を下げる効果もあるので、食前に飲めば食事による血糖値の上昇を抑えてくれますし、食事中や食後でも血糖値を下げてくれる働きがあるので、好きなタイミングで飲むと良いです。
美味しく飲む方法

Milk tea
沢山の効果があるカモミールですが、他のハーブとのブレンドや、ストレートではなくミルクティーで美味しく飲む方法をご紹介します。
カモミールミルクティーの作り方
基本的な作り方は、まずミルクを鍋に入れて火で温めます。
ミルクが沸騰する前に、砂糖とティーバックのハーブを少し入れて、ハーブの香りが強くなってきたらこれで完成です。
この時の注意ポイントは、強火で長時間火にかけたり、沸騰しすぎてしまうと味や香りが変化してしまうので、気をつけなければいけません。
ドライハーブを使って本格的なものを作りたい場合は、茶こしを使用して抽出するという形になります。
ドライハーブは水分をとばして香りや旨みを凝縮してあるので、水分を加えて元に戻す時に、成分をしっかりと抽出します。
茶こしで抽出する方法だと、元々のハーブの質や、抽出方法の出来によって良し悪しはかなり変わりますが、それでも市販されているティーパックよりはかなり濃厚なものを楽しむ事が可能です。
そこにミルクを加えれば、ハーブの強さもかなり緩和されるので、かなり飲みやすくなります。
この時の注意ポイントは、砂糖は適量にし、ミルクは沸騰直前のものを飲む寸前に入れて割ると美味しく飲む事が可能です。
さらにアレンジする場合は、シナモンパウダーを少し入れると、香りも味も変化してより楽しむ事が出来ます。
砂糖を入れるのが嫌な人は、代わりにはちみつを入れても良いですし、ショウガを少し加えてもまた違った味に出会う事が出来ます。
特にショウガを入れると、体がより温まるので、冬の寒い時期や冷え性の人にはかなりおすすめです。
ハーブティーを飲む場合は、飲む分量だけ毎回作ると良いです。
何故なら沢山作って冷蔵庫で保管すると香りも味も落ちてしまうからです。
ティータイムはオシャレにカモミールで…
いつも飲んでいるものを1回カモミールにしてみるだけでも、体調が優れてきたり、健康面や美容面でも効果が実感できるかもしれません。
ティーパックのカモミールでしたらスーパーやコンビニでも手軽に入手できます。
寒い季節のティータイムにはピッタリなハーブティーですので、是非試してみてくださいね!