カモミールティーが持つ効果効能は?

「西洋の漢方」とも呼ばれるハーブは数多くあり、その中で知っているものを挙げるなら「カモミール」を最初に思いつく方も多いのではないでしょうか?
その歴史は最も古い民間薬として使われ、なんと4,000年以上も前からヨーロッパで活用されてきました。
ここ日本には、19世紀のはじめにオランダから渡来してきたと言われています。

そんなカモミールのお茶について紹介します!

カモミールの種類

カモミールにはいくつかの種類がありますが、ハーブティーによく使われるのはジャーマン種、アロマセラピーなどに使われるのはローマン種が多いようです。
ローマン種のティーは苦みがあるのですが、ジャーマン種は青りんごのような香りにほんのりと甘みがあり、ハーブティーの中でもとても飲みやすくなっています。
ここでは主に飲む機会の多いでしょうジャーマン種の効果・効能をご紹介します。

治療薬として宝庫されている健康への効果

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古い民間薬として使用されているカモミールには、様々な効果があり今でもずっと使用されている植物です。
どのような効果があるのかを1つずつ説明していきますね。

消化を助けて胃腸の調子を整える

飲みやすいこともあってか、世界中の人々に胃炎や胃潰瘍の治療薬として使われています。
食べ過ぎや嘔吐の他、痛みや炎症があるときにも飲むと良いでしょう。
胃酸の過剰分泌を抑え、痛みを鎮めてくれます。
また炎症を抑えながら身体を温めてくれる作用があるので、下痢の改善にも役立ちます。

鎮静効果

ストレスや不安、不眠にも良いとされているので、眠る前に飲むことで落ち着き、安らかに眠ることができます。
その場合、寝る1~2時間前に飲むのが効果的だと言われています。
穏やかに作用するので子供にもおすすめです。

アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚炎や花粉症の緩和

ストレスなどの心理的な要因はアトピー性皮膚炎の原因のひとつだと言われていますし、消炎成分が含まれているので炎症が酷いときや花粉症が辛いときに飲むと良いでしょう。
また消炎成分は細菌によって炎症を起こす歯周病に対しても働きかけ、口臭予防にもなるとも言われています。

PMSや生理痛の緩和

女性ならではの悩みであるPMS生理痛、症状が重いと相当しんどいし生活もままならない方も多いかと思います。

カモミールは別名「マザーズハーブ(母の薬草)」とも呼ばれおり、古くから生理痛の民間薬として使われてきました。
生理痛は冷えることにより痛みを強く感じるので、カモミールの身体を温める作用が働いてくれます。
また発汗を促してくれる作用もあることから、風邪を引いたときやインフルエンザに罹ってしまったときにもおすすめです。

身体を温める効果

身体を温める作用があることから冷えによる頭痛・片頭痛に効果がありますし、鎮痛作用もあるので痛みを和らげてくれます。
また身体を温める作用から血行が促進されるので、痛みを取り除いてくれます。

外用としてもおすすめで、入浴剤として使ったり、温湿布にして使ったりすることもできます。

嬉しい♪美容への効果

Girl inflicting cream

健康面だけでなく、カモミールには美容効果もあります!
そちらもご紹介させていただきますね。

美肌効果

消炎作用がニキビの炎症を鎮め、また角質層に潤いを与えてくれることから綺麗なお肌へと導いてくれます。
それだけではなく美白成分も豊富に含んでいるのでシミにも効きますし、破れた毛細血管を修復してお肌の弾力をアップしてくれる効果も持っているのでシワの予防・改善も期待することができます。

さらに保湿効果もあるので、乾燥する季節には特におすすめです。
またジャーマン種ではなくローマン種の方になりますが、糖の摂り過ぎによってお肌にくすみやシミ、シワ、ハリ・弾力の低下などの老化現象を起こす「糖化」を抑えてくれる効果があります。

むくみの改善やデトックス

利尿作用もあるので、むくみに悩んでいる方にも適していますし、デトックス効果で身体に溜まった毒素・老廃物を排出してくれます。
同様にコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれているカフェインにも利尿作用がありますが、こちらはノンカフェインなので苦手な方や子供にもおすすめです。

カモミールティーにも欠点がある!?

beautiful and shocked young woman holding her hand over her mouth on white background

以上、ここまで様々な効果や効能をご紹介してきましたが、同時に忘れてはならないのが「副作用」です。

カモミールはキク科シカギク属の植物です。
同様にキク科の植物(ブタクサなど)にアレルギーのある方は向きません。
実際にアナフィラキシーショックを起こした例もありますので、要注意です。

それから、妊婦さんも注意しなけらばなりません。
リラックス効果や血行促進効果があることから妊娠中に適したハーブティーだと思われがちですが、子宮を収縮させる作用もあるために妊娠中は控えた方が良いとされています。特に、妊娠初期は危険なので注意しましょう。

万能なハーブティーであるカモミール

様々な効果をご紹介させていただきましたが、一部のアレルギーの方や妊婦さんを除き、カモミールはまさに「万能薬」といえるハーブです。

ちなみに、カモミールは人だけでなく園芸療法として扱われるハーブでもあります。
同じキク科の除虫菊などと同様に、近くに生えている植物を健康にする働きを持っています。農作物のそばに植えておくと害虫予防になる上、浸出液を苗木に噴霧することで枯れるのを防いでくれる効果があります。

人にも植物にも治療として使わてれているカモミール。
カモミールティーをメニューとしておいている喫茶店もありますので、買ってみる前にも一度お試しで飲んでみてはいかがでしょうか。