カモミールアレルギーって知ってた?こんな人は要注意!

あなたは「カモミール」というハーブについてどのくらい知っていますか?
定番のハーブなので、鎮静作用や、抗アレルギー作用などの効能はどこかで聞いたことがあるかと思います。
しかし、実はカモミールでアレルギーを発症してしまう人もいるようなんです。
今回は知っていないと怖い「カモミールアレルギー」の症状や対策について、わかりやすく解説していきます。

カモミールの効能について

カモミールは、ヨーロッパ原産のキク科の一種です。
名前にはギリシャ語で「大地のリンゴ」という意味があり、その名の通りリンゴのような甘い香りを放ちます。
いくつかの種類に分かれており、世界的にメジャーなのは「ジャーマン種」と「ローマン種」の二つです。

「アズレン誘導体」「カマメロサイド」などのポリフェノール・フラボノイド類を豊富に含み、

・抗炎症、抗アレルギー
・消化促進
・安眠、鎮静
・抗糖化
・殺菌消毒

といった幅広い効能があります。

効能を得る方法は、花や葉を煎じたカモミールティー、またはエッセンシャルオイル(精油)を使ったアロマテラピーが一般的です。
作用がおだやかなことから、赤ちゃんから大人まで使う人を選ばないハーブとして世界中で親しまれています。

カモミール=キク科アレルギーについて

カモミールには鼻炎や花粉症といったアレルギーによる炎症を抑える効能がありますが、キク科植物のアレルギーを持っている方は要注意!
カモミールティーを飲んで息苦しさを感じたり、精油を使って鼻炎や皮膚のかぶれが起こる可能性があります。

とはいえ、キク科のアレルギーと聞いても自分が該当するのか、すぐには判断がつかない人の方が多いですよね。
ざっくりとした判別をすると、秋に花粉症の症状が出るタイプの方はキク科アレルギーの疑いがあります。
秋は、キク科の仲間である「ブタクサ」や「ヨモギ」の花粉が飛ぶ季節なんです。
この時期に鼻炎や肌疾患が起きやすい人は、キク科アレルギーの可能性大!
心当たりのある方は、カモミールを生活に取り入れる前に、かかりつけの耳鼻科・皮膚科などでアレルギー検査を受けることをおすすめします。

精油を使う時はパッチテストを

キク科アレルギーの疑いがなく、カモミールティーの飲用時はなにも異常がない人でも、精油を使った時だけ鼻のむずつき・吐き気を感じる……というケースが稀にあります。
精油は植物のエキスをぎゅっと凝縮して作られますが、その際に植物に微量ながら含まれる化学物質や重金類までもが凝縮して含まれることがあるのです。
カモミールに限らず、初めて精油を使うときは「パッチテスト」を行いましょう。

パッチテストのやり方

☆用意するもの
・ホホバオイル(薬局や無印良品で入手可能。安価) 10ml
・テストしたい精油 1滴
・絆創膏 1枚

①ホホバオイル10mlに対し、精油を1滴混ぜる
②薄めたオイルを二の腕の内側などの皮膚が薄くて目立たない場所に塗る
③塗った箇所の上から絆創膏を貼り、数時間~2日ほど様子を見る

※異常を感じたらすぐにテストを中止し、医師の診察を受けましょう。
※パッチテストはあくまでも簡易的なチェック方法です。正確なアレルギーテストを受けたい場合は、医療機関に相談してください。

正しい知識でカモミールとうまく付き合おう

アレルギーは子供の頃からのものだけではなく、大人になってから発症することもあります。
今は問題なくキク科の植物に触れられている人でも、突然アレルギー反応が出る可能性は常に持っていると心得ましょう。
パッチテストは必須として、できれば専門機関のアレルギー検査も受けておくと安心ですね。