AGEって何?糖化は老化の原因になるってホント?

アンチエイジングで「糖化」が注目されていますが、糖化がおこると老化に繋がると言われており、その中でもAGEsというワードがよく見受けられます。
糖化反応によって作られる生成物の総称ではあるのですが、一体どのような影響があるものなのでしょうか。

今回はAGEsについて詳しくご説明してきます。

AGEとは

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AGE(Advanced Glycation End Products)とは終末糖化産物、後期糖化生成物、糖化最終生成物等と訳されます。
文字を見てもわかるように、糖化反応がおきた最後の形態の総称として言われています。

AGEには数十種類もの化合物があり、それぞれのAGEは性質が異なります。
糖化反応によって出来た身体に影響を及ぼすものの種族であり、全てが同じ影響を及ぼすものではない、と言われています。

糖化反応は大きく前期、中期、後期、と3段階での進行に分けて判別していますが、このAGEsは後期反応で生成され、最後に生成されるものとなります。
前期はまだ元に戻せる状態なのですが、中期以降は元に戻せず生成されたら分解することや排出することが難しいとされています。

糖化反応がおきても排出することはあるのですが、大量に発生してしまったり、加齢により排出の力が弱くなってしまうと蓄積されていってしまいます。

そのAGEsが蓄積されていると、病気や見た目への老化現象が起きる為、糖化反応は老化に繋がると言われています。

また、身体の糖化度の判定を行うにもこのAGEsの量を見てレベルを測ります。
AGEsは生活習慣の乱れによって大量発生するため、測定したAGEsスコアは生活習慣の成績表と言えます。

 

様々な病気へ関係するAGE

Sick woman with headache sitting under the blanket in living room

AGEsが蓄積すると、糖尿病合併症、アルツハイマー、血管障害、心筋梗塞、骨粗鬆症や、シミ、シワ、たるみ、髪の毛のハリやコシ等に影響してきます。

これは糖化がタンパク質と糖の反応によって起きる為、タンパク質のあるところには反応してしまう可能性があります。
身体の構成の中で半分以上を構成する水を省くと人体形成においては半分以上がタンパク質です。
筋肉も、皮膚も、髪の毛も爪も、内臓も、骨もタンパク質はどこに至っても構成成分としてある為、身体のありとあらゆる所に存在しています。

あらゆる所のタンパク質が糖化するとどのような影響が出てしまうのか、簡単にまとめてみました。

タンパク質を含む細胞や構成物 糖化による妨害作用 AGEs蓄積による影響
赤血球・ヘモグロビン 働きにくくする 酸素が運べず低酸素状態
コラーゲン 骨や皮膚、骨と筋肉のつなぎが機能しなくなる 硬く、もろくなる 動脈硬化がすすむ
白血球・リンパ球 働きにくくする 免疫力の低下・感染に弱くなる
ホルモン・酵素 働きにくくする 身体の調整がしづらくなる、新陳代謝の低下
遺伝子 炎症反応や修復遺伝子が傷つく 細胞のがん化

 

がん細胞は酵素が未然に防ぐ働きをしていのですが、このように酵素が糖化してしまったり、がん細胞が大量発生し対応できなくなってしまったりすると発症すると考えられています。

気づかない所で蓄積していき、指標として血液検査でわかりやすく病気数値として現れるわけではないので、蓄積していったものが「病気」になってからわかるケースが多いです。

ですので、なんとなく調子が良くない日が続いたり、風邪が治りにくい、かかりやすくなっているのも糖化の可能性があります。
生活においてAGEを増加してしまっている原因がないか考えて見てくださいね。

AGEを増やさない為にはどうしたらいい

woman eats sweets at night to sneak in a refrigerator

からだの色々な所に影響するAGEですが、最初にお伝えしたとおり「生成されたら分解することや排出することが難しい」とされています。
しかし近年において、糖化に対する研究で分解・排出ができるものがわかり始めています。
そのひとつが「よもぎ」と言われていますが、それ以外ですと今の所まだありません。

他は全て増やさない為の予防でしか方法がありません。
どうやったらAGEを増やさずにいれるのでしょうか。

  • 糖の摂取量に気をつける
  • 血糖値の変動を意識する
  • AGEが入っている食品を避ける
  • 予防するモノを食べる

こちらの4つになります。

1日のエネルギーとして必要な糖の量の把握をしておくのも大事ですが、血糖値の上昇=AGEsが生成されやすくなる為、血糖値の意識がとても重要となります。
そのためには食事で摂取するモノや順番等を意識していき、コントロールしていく必要があります。
喫煙やAGEをお含む食品でのAGEs増加もありますので、そちらを気をつけることも重要となります。

予防するものとは、タンパク質と糖がくっつくのをガードする効能になりますので、そちらを摂取しサポートしてもらう形になります。

今現在の自分のAGEs蓄積量を知るには、有償にはなりますが検査機関や測定器を導入しているサロンでAGEsの計測が可能です。
その他になりますと市販で販売されている測定器で自分の血糖値状態をみることで、血糖値があがりやすいのかどうかが判断できますので、コントロールしていくことが容易になります。

 

AGE値の高いもの

Delicious T-Bone Steak Medium Roasted with Herbs and Pepper. The steak is on a wooden plate served with grilled vegetables, fries and herbed butter.

血糖値など食事面で気をつけることが多いですが、その中でもAGEs値の高い食品が存在します。

食品においても糖化はあり、一般的に「メイラード反応」と呼ばれており、糖とタンパク質が加熱において結合する事で同じ様にAGEを発生させます。

肉やバター、一部の野菜に元々AGEsが含まれているものもあるのですが、揚げたり焼いたりなどの調理法で増加します。
比べて、茹でたり、煮たりなどの場合は比較的増えないそうです。

基本的なAGE値の高い食品の特徴としてはこちらになります。

  • 見た目で焦げているもの
  • キツネ色焼けているもの
  • 糖とタンパク質が加熱されたもの
  • 香ばしいもの

このようにAGEが発生した際の特徴はわかりますが、全ての食品においてのAGE値がわかるわけではありませんので、目安としてお考え下さい。

その中でも一般的な数値を好評している食品もありますのでご紹介していきます。

AGEsの含有量の多い食品 ベスト5

1.鶏肉(丸焼きバーベキュー)
2.ベーコン(炒め)
3.フランクフルト
4.牛肉(フライパン炒め)
5.鶏肉(唐揚げ)

こちらは含有量だけでなく、一回の摂取量も含めて計算して「多いもの」をご紹介しております。
含有量でいうと、マーガリンやホイップバター、マヨネーズなどもあげられますが大量摂取をするものでは無いため、少しであれば問題ありません。

焼き菓子や揚げがしが上位にくるかと思いきや日常的に口にするものが多く見受けられます。
「甘い物を取らないし、大丈夫でしょ!」という訳ではなかったのです…。

安全で最適なAGEs摂取量はまだ解明されておりませんが、食べ過ぎはよくありません。
上記のものを1日に2回以上食べるのはあまりよくないとは言えますので、気をつけていきましょう。

AGEを増やさない為に

AGEは思わぬ所で発生や摂取している可能性があり、だれもが老化の原因を蓄積しているということがわかりました。
正しい、健康的な生活を送っていれば老化の進行は緩やかになりますが、不摂生をしていると老化しやすくなってしまいます。

できるだけ緩やかな状態にできるよう、不摂生や食事には気をつけ、アンチエイジングを取り入れて行けると良いですね。