糖化とお酒の関係性!

糖化ということばを聞いたことがあるでしょうか?昨今、糖化は老化を促進する要因として注目されている現象で、酸化が活性酸素による体のサビなら、この反応は体のコゲとも呼ばれているのです。
糖化は体の中で起こる反応です。食事によってとり込まれた糖質(炭水化物)は血液中ではブドウ糖(血糖)となります。そしてこの物質が、体温によって体の各組織を構成するたんぱく質とともに加温されて行きます。そうすることでこれらの物質がゆっくりと結合し、反応が起きます。この反応がひとたび体の中で起きてしまうと、体にいろいろなダメージを与えてしまうのです。この反応によって体の組織を構成しているたんぱく質に変化が起こされ、茶色くなっていくのです。また組織も硬くなっていき、弾力性を失ってもろくなってきます。そのためたんぱく質の機能にも影響が現れるということが知られています。
このような反応は最終的には糖化最終生成物とよばれるAGEを発生させます。このAGEは1つの物質の名前でなくて、いろんな種類の化合物を含んでいます。一旦このような物質が生成されてしまうともう元には戻すことができず、体に蓄積され。さらに体に悪影響をもたらすといった状況になってしまうのです。
体の中でこのような反応が引き起こされてしまうと健康や美容という点でもいろいろなデメリットがもたらされていきます。例えば、肌にシワやくすみ、シミなどの肌トラブルが起こりやすくなってくるといわれています。さらに、この反応によってつくられるAGEが内臓や体内組織に作用し、様々な病気の原因になっていくということもわかってきました。それだけでなく、この反応や動脈硬化や白内障、さらにはアルツハイマーとの関連性も指摘されており、私達の美容や健康という点ではできるだけこのような反応を起こさせないようにしていくことが大切なのです。
そして、このようなAGEは糖摂取だけでなく、飲酒や喫煙、脂質の過剰摂取などの様々な要因によっても生成されることが明らかとなってきているのです。
例えば、飲酒習慣があったりしてアルコール摂取量が多い場合にはこの反応も起こりやすいという傾向があります。アルコールは胃腸から吸収されると血液の中に溶け込んでいき、そのまま全身を巡っていきます。その後肝臓に送られ、アルコール脱水酵素によって分解されていきます。この時、アアセトアルデヒドが発生します。この物質は肝臓から出て体の中を血液の流れに乗って巡っていきます。この物質は二日酔いを引き起こす物質であることが知られています。例えば、頭が痛くなったり、気分がすぐれなかったり、動悸や息切れなどが起こったりといった症状を引き起こすのです。そして、再び肝臓でアセトアルデヒド脱水酵素によって無毒化され酢酸に変化します。そして、水と炭酸ガスに分解されて体の外に排出されます。アルコール摂取後のこのような代謝の過程で発生するこのアセトアルデヒドはたんぱく質としっかりと反応することで糖化と同じような反応を起こしてAGEを生じさせることがわかっています。ある研究では皮膚中のAGE沈着量とアルコールの摂取量には相関関係があったといわれ、アルコールをよく摂取する人ほどAGEの沈着量は高い傾向があるということだったのです。つまり、肌の老化については、お酒をよく飲む人の方がそうでない人よりも老化しやすい問いという傾向があるということなのです。このように、この反応とお酒の関係性については、お酒をよく飲む場合にはこの反応も起こりやすくなるといえるのです。
糖化とは、たんぱく質や脂質が糖と結びつく反応のことで、血液中に余分に糖分がある状態になってしまうと体の中にあるたんぱく質や脂質と結びついて変性がおこり、AGEとよばれる老化促進物質が生成されていくのです。この反応はセルロースやデンプンなどの多糖類が希酸や酵素によって加水分解され、ショ糖やブドウ糖などの糖類に変えられて起こります。そして、この現象はアルコールなどの飲酒習慣がある人の場合にはそうでない人よりもこの現象が起こりやすい傾向があるということなのです。
そのため、そのような反応をできるだけ起こさないようにするためにもこの反応のメカニズムを知り、防止するということはとても重要といえます。つまり、アルコールはほどほどに摂取するということが肌や体の老化を防ぐという点でも大切ということなのです。
このような現象は昨今よく話題になっています。この反応が起こると老化が進んでいくと言われており、この反応は体のコゲとも考えられているのです。そして、このような状態をできるだけ予防したり、AGEができるだけ発生しないような生活習慣を大切にしていくということが重要になります。さらに、この反応には最も生活習慣が関与しているといわれていますので、それを改めることによって改善できる可能性が大きいといえます。