糖尿病と糖化の関係性ってなに?

年齢が上がると体内に多くの変化が起こるようになりますが、その1つとして注目を集めているのが体のコゲです。
体のサビ、すなわち活性酸素によって起こる酸化については以前から目にする機会も多く、たいていの人が知っています。
しかし体のコゲとなると、あまりよく分からないという人が多いものです。

身体のコゲって何?

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体のコゲは糖化とも呼ばれていて、酸化と並んで老化を促進させる大きな要因になることが分かってきています。
活性酸素を減らすための取り組みをしている人は多いですが、それだけでは老化を食い止めることができないのです。
しっかりと体のサビを取り除くためにもさまざまな取り組みをしなければなりません。

まずは、糖化が体内で起こるメカニズムについて正しく理解することが大切です。
やみくもに対処しようとしても、適切な効果を期待することはできません。

人間は、毎日の食事などで大量の糖分を体内に取り入れています。
必要な量だけを取り入れるように気をつけていれば問題ないのですが、過剰な摂取をしてしまうと体内に蓄積されてしまうのです。
人間の体内では、自然に不要な糖分を排出しようとする作用がありますが、あまりにも多すぎると排出しきれなくなります。
このとき、体内にあるタンパク質と糖が結びついてしまうと糖化最終生成物と呼ばれる物質が生成されることになるのです。

老化が進んでしまうだけでも厄介ですが、動脈硬化・アルツハイマーなどの重大な疾患を引き起こす原因にもなってしまうため、早めに対処をしなければなりません。
動脈硬化などの症状が出てから改善させようとするのでは膨大な時間がかかり、身体への負担も大きくなります。

糖尿病と糖化の関係

過剰に糖分を摂取したときに起こる症状というと、誰もが真っ先に糖尿病を思い浮かべます。
糖尿病の症状も、重くなると失明につながったり、手足を切断しなければならない状態になったりするなど、重大な問題を含んでいるため厄介です。

体内で起こる糖化は、血糖値が高めになっている人に起こりやすい変化で、この状態がさらに進行してしまうと糖尿病になってしまいます。
できるだけ早い段階で、遅くとも糖尿病の症状になってしまう前に対処することが非常に重要です。

糖尿病になっていないかどうかを確認するための検査では、ヘモグロビンの数値がどのくらいなのかを見ることになります。
ヘモグロビンの数値が上昇していると、糖尿病になっていることが分かるのです。

糖尿病の症状が早い段階ではっきりと出てくるのであれば、多くの人が簡単に気づくことができます。
しかし実際は、最初の段階では自覚症状がほとんどないため、相当な程度まで症状が進行してから気づく人が多いです。

症状に気づいた時点では手遅れになっているケースが少なくないので、日頃から糖分を過剰に摂取しないように気をつけることが大切だといえます。
したがって、糖分を多く摂取していると感じたときは、食事の内容を見直すことが欠かせません。
また、しっかりと運動をする習慣をつけて、体の調子を整える工夫をすることも必要です。

糖尿病にならない為には

nervous young girl with X sign drawn on paper over her mouth

年齢が上がれば上がるほど、さまざまな病気・疾患を引き起こす可能性も高くなっていきます。
体力・免疫力も加齢とともに落ちていくため、病気などを防ぐことが難しくなるのです。
糖尿病の症状に関しても、年齢が上がっていると進行が早まってしまいます。

若いうちから食事の内容に気をつけて、糖分を過剰に摂取しないようにしなければなりません。
体内で糖化が起こっている段階では、それほど深刻な状態ではないように思えるため、どうしても本格的な対処をするのが遅れてしまうことがあります。
しかし症状が進行すれば糖尿病につながる可能性が高いことを知れば、早い段階で本格的に対処しなければならないことも分かるのです。

糖尿病が厄介だとされている理由の1つは、症状が出てしまったら完治させることが極めて難しくなる点にあります。
早い段階で気づくことができれば、食事療法運動療法をしっかりと行うことで完治させられる可能性もあるのですが、糖尿病は自覚症状がほとんどないため気づくのが遅れてしまい、気づいた時点では完治の可能性が低くなっているのです。

自覚症状は出ていなくても、たいていは肥満体型などの分かりやすい兆候があります。
肥満の状態のまま過ごしていると、糖尿病だけでなく多くの病気につながるリスクを伴うため、適正な体型にする努力を続けていかなければなりません。

どのような対処をするにせよ、まずは自分の状態を正しく把握することが不可欠です。
しっかりと検査を受けて、ヘモグロビンの数値がどのくらいなのか、糖尿病を発症していないか、予備軍のような状態になっていないか、といった点を確認しておかなければなりません。
具体的な数値などを把握した上で、糖尿病の可能性があることが分かったら早めに対処を始めるようにします。
糖化が進行する前に食い止めることが大切です。

誰にでも可能性のある糖化を防ごう

糖化反応が進行していくと老化現象だけでなく糖尿病も発症してしまう恐れがあるということでした。
様々な病気を引き起こす可能性のある糖化ですが、糖尿病が恐れ多い病気であることもわかっているだけに自分にも可能性があると考えると恐ろしいですね。
健康でいる為にも糖化がどれだけ恐ろしい事なのかは知っていた方が良いとも言えます。
症状がでていなくても「可能性としてはあるかもしれない」なんて事もありますので、今ご自身がどのような状態なのかしっかりチェックしてみてくださいね。