糖化酵素って何?糖化に影響?

アンチエイジングで重要視されている糖化ですが、酵素というワードを度々聞きます。
酵素というと酵素ドリンクのイメージがありますが、一体何の事なのでしょうか。

糖化酵素は酵素ドリンクと全く関係ない訳ではないですが、糖化反応においても必要な酵素となりますのでしっかりチェックしてみましょう。

糖化酵素とは

woman cares for her body on the blue background

糖化酵素とは糖化反応とどう関係するのでしょうか。
良い作用なのか悪い作用なのかは気になりますよね。

アンチエイジングで言われている糖化反応(glycation)は、「酵素の力等を借りず、糖とたんぱく質や資質が反応すること」ですが、化学的に糖化(saccharification)は「多糖類が分解され2糖類や単等類になる化学反応」の事を示しています。
糖化酵素は化学的な糖化、のところで使用される糖の分解を行う酵素であり、元々身体に備わっているものになります。

人の身体には約3000種類以上の酵素があるといわれており、食べ物を体内に吸収できる大きさにまで分解したり、体を動かす為に働いています。
大きく分けて、代謝酵素、消化酵素の2つがあり、糖化酵素は消化酵素にあたります。

これは、食事をして体に栄養としての糖を作る時に重要な作用になります。

糖は基本的にエネルギーとして使用されますが、その酵素が小さく分解し吸収をしやすい状態にしてから必要な所に配送され、エネルギーとして使用されることとなります。
吸収をしやすい糖というのが単糖類という一番小さな状態がブドウ糖・果糖がそれにあたり、果物などに含まれます。

通常料理に使う砂糖は二糖類ですが、単糖はもちろん二糖類もさっさと分解されてしまいますので吸収スピードとしては早いです。
比べて多糖類は2つ以上の糖類を含む為、分解するのに時間がかかります。

しかし、その単糖類とするブドウ糖は吸収されやすい為、血中の当濃度があがりやすく、血糖値を上昇させてしまうんです。

そう聞くと糖化反応には「良くない」と思ってしまいますが、そうではありません。
どう影響するのかを次で説明していきますね。

糖化にはどう影響する?

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糖化酵素はエネルギー原をつくるために、大きな糖を小さく変えるものでした。
その為、分解された糖は吸収速度も速く血糖値を上昇させてしまします。

しかし酵素が上手く働いていないと、そもそもエネルギーとしても使用ができなくなってしまいますので、悪者扱いにはできません。
酵素が働かずに分解しないと余った糖としての認識をされてしまうからです。

単糖類でも沢山血中にとりこまれると”処理の出来ない分”は余った糖として糖化反応してしまいますが、糖化反応は単糖類だけに反応する訳ではなく「酵素等で正しく処理されず、ルールを破って糖とたんぱく質がくっついてしまう」為、吸収されないからといって起こらない訳ではありません。

ですので糖をうまくエネルギーとして使えない状況となってしまいます。

ただ、糖の過剰摂取や運動不足で糖があまったり、インスリンなどの働きが正常でないと糖化反応は起こってしまいますので、酵素自体がいくら働いてエネルギーを作っても糖化反応自体は起こります。
酵素自体もたんぱく質で出来ていますので、糖化反応がおきて酵素の働きを阻害する可能性も十分にありますので、気づかぬうちにエネルギーの変換が出来なくなってしまうことになります。

なくてはならないものではありますが、糖化反応の影響は受けてしまうので非常に密接した関係になります。

色々な所で使用されている酵素

It is a sweet sweet sake made from koji and rice.

わかりやすい例でいうと日本酒の精製で糖化酵素を使用するのが有名です。
日本酒は、麹菌(糖化酵素)で米を分解させて糖とアルコールに分解させていきます。
酵素は消費されるわけではなく、時間が経つと酵素自体の活性が落ちる為「酵素」の体内影響はほとんど無くなります。

なので甘酒なども身体に良いといわれていますが、米麹の甘酒は糖が分解されていますので、ブドウ糖が直接摂取できます。
アミノ酸やビタミンB郡が豊富で、即座のエネルギー補給には良いですが血糖値でいうとあまりオススメできません。

酵素ドリンクやサプリメントなどでの酵素は食物酵素と呼ばれる酵素になります。
食べ物自身にも酵素を含んでおり、それらが人の身体に備わっている酵素のような働きをもっている為それを摂取すれば身体の酵素の補助になる、といった意味で身体に良いといわれています。

そのように考えると、衰えてしまった消化や代謝機能を持っている酵素の代わりに身体に取り入れることによって働きそうな気がしますが、実際に体内に入った時に活性があるかがわからず、この辺りは定かではありません。

この酵素たちは年齢とともに数が減るとも言われていますが、こちらも糖化反応によって本来の働きが出来まっている可能性があるので、加齢による代謝低下はもしかしたら糖化が原因かも知れません。

酵素をカラダに蓄えるにはどうすればいいの?

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栄養をエネルギーにしていくためには確かに酵素をもつ食物の力を借りる事も一つの手ではありますが、酵素をサポートするビタミン、ミネラルをしっかりと補うことが大事です。

ビタミンやミネラルは酵素の働きをサポートして、分解や合成をスムーズに進める役割を担っており補酵素といわれています。
これらが不足すると代謝が滞り、酵素がいくらあってもうまく働いてくれません。
補酵素として働いてなくても、酵素の材料や酵素の反応を促進するものを含め殆どのビタミンは酵素と関わりを持っています。

そして、酵素自体も一日の作れる量が決まっているので、増やすというよりもこのように最大限に働くように補酵素を摂取することが望ましいとされます。

特にビタミンB郡はエネルギーの代謝過程に欠かせない補酵素で、その中でもビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パンとテン酸、ビオチンが糖代謝に関係しています。

酵素は必要だった!

糖化にも酵素は欠かせない要素であり、糖化だけでなく、エネルギーとして栄養を使う為に身体にとっても必要なものでした。
健康に過ごすためにも酵素にも意識してみてはいかがでしょうか。