糖化についての嘘と本当

糖化については嘘と本当が入り混じっているというのが現状なので注意が必要です。まず嘘の部分ですが糖化は怖いという事がまことしやかに言われるようになっているのでこれには注意が必要でしょう。糖化は人の体の栄養の使い方の一つなので、確かにこれが老化を促進しているという事はあるようですが、完全に悪者扱いになっているという事はおかしなことだといって良いでしょう。人の体の反応で無駄な事はほとんどありません。これについても何かの意味があるのかもしれないのです。人は極めて安易に結論を出したがるという事があるので、このように悪者扱いをするという事があるのですが、この糖化は余剰な糖やたんぱく質や脂質が変化しているという事を考えると余剰にこれらの物質があると体に害をなすことがあるので、その性質を変えて体に保管するという事をしていて、実は体にとっては大きな害が及ぶことを防いでいるという事も考えられないわけではありません。そのままだと保存できないので余剰分は何とかしているという事なのかもしれませんし、ですからこの変化が極めて悪いものだというように言っている事が良くないという事です。このように悪者を作ると話が極めて分かり易くなるような事になるのでそうしているという事は考えられますが、あまりにも人の体の中を見てきたような言い方になっているというのは問題でしょう。分からない事は分からないというように伝えるという事を考えなければなりません。
このため、糖が如何にも悪者ということで、これを摂取することをしない方が良いというような極端な考え方が出てくるのはこのような安直な考え方が紹介されるからだといって良いかもしれません。糖が悪者という事で紹介されるわけですから、それならそのようなものは摂取しなければいいという極めて簡単な理論が出てくるのは当然で、栄養と人の関係はそれほど簡単なものでは無いという事を分かっておく必要があります。ですから、いとも簡単な答えを提示しているものに飛びつくという事は出来るだけ避けるようにしましょう。
とはいっても糖化というモノが老化を推進していて、問題だという事は本当ですから、この事について真剣に考えてみるという事はすべきです。この時に問題となるのは余剰に摂取した糖やたんぱく質や脂質だということです。ポイントは余剰にという所で、糖やたんぱく質や脂質に注目すべきではありません。これらの栄養は必ず摂取しなければ人の生命活動を維持することは出来ませんから、これらを抜くというようなとんでもないことは考えないようにしましょう。問題は余剰ということなのです。
上記の様に糖化が悪い事として言われると、これが絶対に起きないようにするという事をかんがえてしまうようになります。これが糖なり、たんぱく質なり、脂質なりを全く摂取しないという完全否定につながるわけですから、この現象は余剰な部分について起きた時に問題になるというだけのことで、余剰なもの以外で自然に起きている分にはそれは問題ではありません。鉄が錆びるという酸化の現象と同じで、参加そのものは自然現象ですから、これを完全に防ぐという事を考えても無駄なのです。問題は水分などが付着してこの酸化が促進されるという事が問題となるわけですから、考えるべきことは、この酸化を止めるという事では無く、酸化を促進している水分の付着という事を無くなるようにするという事を考えなければならないわけで、これをするために定期的に綺麗な布で拭くということや、時々油をさすというような事をすることで、この錆びという現象を出来るだけ抑えるという事が出来るようになるという事になります。間違っても錆が怖いので、本体の鉄の成分を変えてしまえというのは本末転倒も甚だしいという事になります。
ですが、これが人の話になるとあまりにも老化が怖いということで、糖は摂らない、たんぱく質や脂質も摂らないという意味不明のことを言い出す人が出てくるという事ですから困ったものです。人の体にこれらの栄養は欠かすことは出来ないわけですから、これを予防する方法は余剰にという事だけを考えるべき事であって、何かの必要な栄養を摂取しなくするというような事は意味がありません。確かにその栄養を摂取しなくなれば、この症状の進行は止めることが出来るかもしれませんが、それは必ず健康を阻害するというもっと大きな病気の原因という事になります。老化は確かに怖いかもしれませんが、病気は更に怖いという事を考えておく必要があります。人は食事や栄養というモノの機能は働きを完全に理解したわけではありません。というよりも何も知らないというように考えた方が良いでしょう。そのような不完全な知識の状態で、これが悪い、これは良いというように簡単に判断することこそ怖い事だと考えておかなければなりません。このような簡単な答えが正解だという証拠もデータも無いという事を知っておく必要があります。