糖化を防ぐにはスキンケアが重要

肌の老化を引き起こす糖化は炭水化物や砂糖を摂取することが原因です。アンチエイジングのために砂糖を使ったお菓子を制限することはできますが、糖化を防ぐために完全に炭水化物を除外することはできません。よってスキンケアで丁寧に肌の老化を遅らせることが、糖化対策として最も効果的です。スキンケアでは抗糖化に注目したアイテムを使うようにしましょう。ナールスゲンは京都大学化学研究所と大阪市立大学大学院の生活科学研究所が共同開発して誕生したアミノ酸誘導体です。一般的なエイジングケアではコラーゲンやヒアルロン酸などで失った潤いを補給しますが、ナールスゲンは線維芽細胞というコラーゲンやエラスチンなどを生成する細胞に直接働きかけます。線維芽細胞は20代から機能が低下し始め、たるみや乾燥を引き起こしやすくなります。ナールスゲンによって線維芽細胞が活性化すれば、外側から潤い成分を浸透させなくても自分の力で肌に弾力を持たせることができます。内側から作用するという性質上、一般的なスキンケアよりも効果が出るのは遅いですが2ヶ月ほどで肌が若返ったと感じる人が多いです。白金ナノコロイドはナールスゲンとは別の方法で肌の若さを維持します。糖化を促進する物質に活性酸素がありますが、白金ナノコロイドはこの活性酸素を除去する効果があります。体内には活性酸素が11種類存在し、抗酸化物質の多くが限られた種類にしか作用しないのに対し白金ナノコロイドは全てに対応します。分子を非常に小さくしているためこの働きは肌内部で発揮されます。白金を意味するプラチナは金属なので、アレルギーを心配する人もいます。しかし白金ナノコロイドは水分子と結合することで、金属そのものが肌に浸透することはありません。あくまで浸透するのは電気作用と還元作用だけなので肌へのリスクを心配しなくて良いです。白金ナノコロイドは表皮に存在し続ける限り抗酸化作用を発揮できるので、スキンケア成分としてとても優れています。レチノイン酸トコフェリルはシワを目立たなくしてくれるビタミンA誘導体の1種です。ビタミンA誘導体は現在レチノールやレチナール、レチノイン酸などがあり、ビタミンAの皮膚を作る細胞を活性化させる働きを安定化し高める役割を持ちます。レチノイン酸は刺激が強いというデメリットがあるので、一般の化粧品でも安全に使えるように刺激を抑えたレチノールが主流となっています。しかしレチノールは紫外線に弱く、レチノールを塗布した状態で日光を浴びると炎症を起こす恐れがあります。またピーリング効果を持つことから刺激を抑えたレチノールであっても、人によっては赤みや痒みが出ます。これを解決するのがレチノイン酸トコフェリルで刺激を最小限に抑えつつもシワに対し高い効果を出すことができます。レチノイン酸とレチノールの良い部分をたくさん継承しており、コラーゲンを生成したりターンオーバーを促したりする効果も高いです。糖化によってシミのリスクが高い場合は、ニコチン酸アミドを配合したアイテムを使います。ニコチン酸とありますが、タバコに含まれるニコチンを肌に塗るわけではありません。ニコチンを酸化させたことがきっかけで発見された成分で、現在は異なる方法で生成しています。ニコチン酸アミドはビタミンBの1つで、ナイアシンアミドと呼ばれることもあります。厚生労働省はこの成分を美白効果があると認定しており、配合される商品は薬用あるいは医薬部外品と表記しなければなりません。ほとんどの美白成分がメラニン色素を生成するのに欠かせないチロシナーゼの働きを抑えるという効果を持ちますが、ニコチン酸アミドは作られたメラニン色素が表皮に出ないように働きます。他のチロシナーゼを抑制する成分と一緒に配合されることが多く、メラニン色素が生成されてもシミが増えにくくなります。血行を促進する効果もあり、ターンオーバーが促されるので角質層に蓄積されたメラニン色素はすぐに排出されます。これらの有効成分を配合したアイテムを使うのはもちろんですが、成分の浸透力を損なわないように付け方にもこだわりましょう。水分量の多い化粧水は手ではなくコットンで付けます。手に乗せると一部が手に浸透するので、ムラなく浸透させるにはコットンが一番です。肌を傷つける原因となる細かな繊維が出ておらず、フカフカと厚いものを選びます。乳液やクリームは手のひら全体を使って浸透させます。特に目元や口元は潤い成分が不足しやすいので、何回かハンドプッシュします。寒い時期になるとクリームは固まって浸透力が下がるので、手でクリームを温めると良いです。簡単なスキンケアで十分に対策できますが、甘い物を食べ過ぎたなど肌にダメージが加わったと自覚した日は特別なケアも行います。エイジングケア成分をたっぷり含んだシートマスクを使うなど、時間とお金をかける必要があります。