黃ぐすみの原因は「糖化」だった!

肌が何となくくすんで見える、黄色っぽく見えるというのは老化現象の一種ですが、それを引き起こしているのは糖化です。黄ぐすみが表れ始める頃にはほうれい線やシワがくっきりとしてきたり、ごわつきが気になり始める人もいます。くすみの表れ方は部分的であったり顔全体に広がっていたりするのですが、本来の状態とは程遠くて不健康そうに見えることやキメが失われて透明感がなくなっているという点では同じです。
一般的にくすみの原因は加齢に伴う肌の老化であり、血行不良やメラニンの色素沈着、過度な乾燥、ターンオーバーの遅れなどが関係しているケースもあります。また、皮脂分泌の多い人は毛穴が詰まって黒ずむことも要因になりますし、カルボニル化も最近注目されている要因です。このように色々な原因がありますが、その中でも特に話題になっているのが糖化であり、体内のタンパク質と血液中の余分な糖分が結びつくことでAGEsという物質が作り出され、そのAGEsが蓄積されると黄色くくすんでしまいます。AGEsという原因物質が生成されていると黄ぐすみは解消されませんので、改善したい時には原因を探る必要があります。
どの程度の色になると黄ぐすみになるのかというのは主観的なものですので、具体的に決まっているわけではありません。毎日鏡を見ている本人が一番分かるはずですので、スキンケアをする時やメイクをする時にチェックしてみて、何となく顔色がさえないと思うのであればくすんでいる可能性が高くなります。見え方の目安としては、透明感がなくなってどんよりと沈んだ印象になっている時が該当しているといえます。ぱっと見た瞬間に分かるくらいになっているとメイクをするにしても支障が出てきて今まで使っていたものが浮いてしまったり似合わなくなりますので、それ以上酷くなる前に早めに対処することが大切です。
糖化についてもう少し詳しく見ていくと、体内にある余分な糖と皮膚の内側にあるコラーゲンなどのタンパク質が体温の熱で結びつくことにより老化を引き起こすAGEsが生成されます。このAEGsは老化を進行させる大きな原因であり、褐色を帯びているのが大きな特徴です。肌の中で褐色のAGEsが作られるともちろん顔色も変わりますし、老化につながりますので注意しなければなりません。肌の中のどの部分で起こっているのかというと、皮膚内部の真皮です。最近では表皮でも起こることが確認されており、酷い色になるともう戻らないのではないかと不安になります。黄ぐすみを起こした肌であっても実は適切な対処を行なえば改善することができますので、諦めずにケアを行うことが大切です。それと同時に原因となる部分を取り除かなければなりませんので、悪い習慣を見つけて直していく必要があります。
まずは糖化を防ぐ対策として、普段の食事を思い出してみることをおすすめします。予防するには糖とタンパク質が結びつかないように余分な糖を体内に残さないことが重要ですので、食べる順番に気をつけるべきです。急激に血糖値を上げるような食べ方はNGとなるため、まず最初に野菜を食べて、できれば吸収の遅い生野菜にします。次に肉や魚のタンパク質を食べ、それからご飯やパンなどの炭水化物にすると血糖値の上がり方が緩やかになります。血糖値の上昇が緩やかになるのは、GI値の低いものから食べているためです。
食事のスピードも関係していますので、早食いの人はゆっくり食べるように心がけましょう。早食いをすると食後の血糖値が急激に上がることが分かっており、体にも良くありません。最初は難しいかもしれませんが、なるべく一口に時間をかけてよく噛んで食べることが大事です。食事には最低でも15分はかけたいところですので、焦って食べるようなことはなるべく避けなければなりません。
食べ物の選び方にもコツがあります。糖分の高いチョコレートやクッキー、甘い飲み物などは摂取しない方が良いですし、ご飯やパンなどの炭水化物も食べ過ぎてはいけません。また、アルコールもビールや日本酒は糖質が高いので、別のものにしましょう。糖質自体は身体に悪いものではありませんので全てを避ける必要はありませんが、摂り過ぎると糖化の主な要因になるということを考え、摂取の仕方に工夫をすることが大切です。
対策に効果的な飲み物を取り入れると効率の良い対策を行えるようになりますのでおすすめです。積極的に摂取したいのはお茶やハーブティーであり、これらに含まれる茶カテキンには優れた抗酸化作用があります。日常生活に取り入れやすいものですので、日々の対策としてかなり優秀です。最近ブームになっている甘酒も美容を意識する際にぜひ取り入れたい飲み物であり、甘酒にはコウジ酸やビタミン、アミノ酸などが豊富に含まれていますのでアンチエイジング対策によく効きます。糖の消費を早めるために食後に運動をするのも良い方法であり、コンスタントに実践すれば糖化をかなり防げます。