珍しいフルーツマンゴスチン!そのお味は??

マンゴスチンは東南アジアのマレー半島を原産とするフルーツで、東南アジアを始めとしてハワイ・カリブ海諸島・中南米といった亜熱帯の地域で生産されているフルーツです。
日本では見かけることがあまりなく、知らない人が多くいらっしゃるかと思います。

そんなマンゴスチン、美容にも健康にも良いと密かに言われていますが、お味の方もとってもきになりますよね。

マンゴスチンってどんなもの?

A variety of tropical fruits popular in South East Asia.

フクギ科フクギ属に属する常緑高木の果実で、卵型の丸みを帯びたフォルムが特徴的です。
大きなヘタが付いており、厚い果皮は紅茶色をしています。

一般的な栽培は実生により、成長して実がなるまでに10年程度かかります。
雄木だけで単為結実する性質を持っています。
栽培時には酸性の土壌と排水が良好であることが必要です。

食用となる果肉部分は白い色をしている仮種皮です。

ミカンの房のように分かれており、それぞれの房に1つの種子があります。
発芽能力を持つ種子は通常1個だけしかありません。

その種子だけが大きく、発芽能力を持たない種子は小さいのが特徴です。
小さい種子は、食べてもほとんど気にならない大きさになっています。

果実の外皮は、病気の際の治療に用いられることもあります。
下痢・赤痢・皮膚病などです。
葉は乾燥させれば、お茶として飲むことができます。

どこで販売している?

Fruit market

食べるにしてもマンゴスチンはどこで販売しているのでしょうか。

日本のスーパーマーケットではあまり見かけることはありませんが、最近は取り扱っているスーパーマーケットフルーツ専門店も増えてきました。
フルーツを扱うインターネットサイトなどでも購入することができます。

輸入品はタイで生産されているものがほとんどで、旬の時期には日本にも輸入されています。
日本に輸入されるようになったのは2003年からで、それまでは植物検疫法の関係で生の状態では輸入することができませんでした。

日本では沖縄や九州などの比較的暖かい地域でマンゴーやバナナといった亜熱帯地域の果物を栽培するようになりましたが、マンゴスチンの栽培は現在も行われていません。
そのため生のフルーツを食べたければ、海外から輸入したものを購入する必要があります。

また、劣化しやすい果物なので、あまり長く保存することはできません。
生産されている国は暑い地域が多いので、収穫してから数日で鮮度が落ちてしまうことがほとんどです。
鮮度が落ちてしまうと、おいしくなくなってしまいます。
低温・高湿度で保存した場合には、長持ちさせることができます。

マンゴスチンの選び方

Fresh organic mangosteen fruits at the market in Mekong Delta, southern Vietnam.

旬の時期は主に夏場で、5月頃から収穫がスタートします。
それから9月頃まで市場に出回っています。
日本では6月頃から7月頃にかけて輸入量が多くなり、スーパーマーケットなどで見かけることも多くなります。

ただし、生で輸入される量はあまり多くはなく、缶詰やシロップ漬けなどで輸入されることが多いようです。
冷凍されているものなども出回りますが、やはり味は生のものに比べると大分落ちます。

生のものを購入する際には、できるだけ鮮度の良いものを選ぶようにしましょう。
見極めるポイントは果皮で、乾燥してかさついているように感じる時は鮮度が落ちていると考えられます。
時間が経つにつれて果皮は硬くなり、果肉部分は逆に柔らかくなっていきます。
それから透明感も増して黄色く変色します。
選ぶ際には皮にハリがあるものを選ぶようにするのがおすすめです。

マンゴスチンの食べ方

Dinner place setting. A white plate with silver fork and spoon isolated on white background with clipping path

マンゴスチンを食べる時には、どうやって食べたらいいのでしょうか。

まず、果皮に切れ目を一周するように入れていきます。
硬い果皮なので、軽く切れ目を入れる程度で大丈夫です。
あまり力を入れすぎてしまうと、果肉を傷めてしまうこともあります。
切れ目を入れたら果肉を潰さないように取り出します。

冷蔵庫などで保存する際には、新聞紙などにくるんで乾燥を防ぐ必要があります。
野菜室に保存するのがおすすめですが、長持ちはしないので出来るだけ早く食べきるようにします。

皮に含まれている色素は染料としても使われており、色が衣類などについてしまうとなかなか落ちなくなってしまいますので皮を扱う際には注意しましょう

そのお味は絶品!?

マンゴスチンは、非常に繊細な味わいのフルーツと言われています。
果物の王様と呼ばれているのはドリアンですが、それに比べるとデリケートなフルーツです。

甘味や酸味もしっかりときいていますが、上品さが感じられます。
果肉はとてもジューシーで柔らかく、南国のフルーツらしい甘い香りも楽しむことができます。

といっても香りが強すぎる事はありません。
クセもあまりありませんが、人によってはクセがあると感じることもあるようです。
味のバランスが良く、マイルドなので非常に食べやすくなっています。
また、実際に食べた人の中にはライチに似ているという人も多くいます。

マンゴスチンはその味わいから「果物の女王」と呼ばれています。
日本ではあまり馴染みのない果物ではありますが、ヨーロッパでは昔から高い人気を誇っています。

19世紀のイギリスを統治していたヴィクトリア女王が、特に気に入っていたという逸話もあります。
自分の国の領土にマンゴスチンがあるのに、食べたい時にすぐに食べられないのは残念だというような言葉が残されています。
よほど好んでいたということが分かります。

味も効果も申し分ないフルーツ

珍しいフルーツですが、味や効果含めとてもオススメなフルーツです。
日本での栽培もなく輸入も少ない為、見かけることはそう多くはないですが、見かけることがありましたら是非食べてみてくださいね!