酸化と糖化の違いって?正しいエイジングケアとは

最近「糖化」というワードを良くお聞きしますが、少し前では「酸化」が話題になり光老化が80%の原因で老化を招いている等、老化との直接的関係について言われていました。
しかし、今は糖化は老化の原因とも言われていて、「あれ?じゃあ光老化の80%って…?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも、酸化と糖化の違いはなんとなくわかるけども、詳しい内容はよくわかっていない方も多いのではないのでしょうか。
酸化と糖化について詳しく調べてみましたので、まずそれぞれがどういったものなのか、から説明していきます。

酸化と糖化って何が違うの?

よく例えられているのが、

  • 酸化→サビ
  • 糖化→コゲ

この表現になりますが、なんとなくわかるものの具体的にはなんなのか?違う事はわかるんだけど…と思う方もいらっしゃるかと思います。

まず始めに酸化と糖化のそれぞれの仕組みについてお話していきます。

酸化とは?

酸化は紫外線からの影響が強く、「光老化」というワードが言われる程酸化も老化に影響が大きいと言われています。

酸化とは身体の中で酸素を消費した際に、酸化物である活性酸素を発生させ、身体の中で常に起きている作用です。
それは身体の中にある酵素によって水と酸素変えてくれます。

しかし、酸化は色々なものによって影響を受け、刺激を受ける要素が多いものですから、簡単に大量発生して処理が出来なくなってしまうのです。
特に、紫外線の影響が強いので、どうしても処理ができない状態が発生しやすくなってしまします。
体質で耐性が強かったり、弱かったりも勿論ありますが、何もしないで防ぐ事は難しいことから「老化現象の影響が大きい!」となったんですね。

糖化とは?

糖化とは、エネルギーとして使用されるはずの糖が使用されずに余ってしまうと、体中のタンパク質にくっついて悪さをします。
その悪さ、をするものがAGEsという終末糖化生成物です。
身体のタンパク質は、日々合成と分解を繰り返している為、タンパク代謝によって自然排出している事にはなりますが、こちらも大量発生してしまうと、処理ができなくなります。

別物だけど関係する!?

どちらも年齢を重ねるにつれて代謝が落ち、蓄積もされていく為、歳をとればとるほど蓄積量は多いとされます。

  • 酸化は内的でも外的でも環境での影響をうけて常に起きている現象
  • 糖化の場合は食事での影響で、食事のバランスによって起きる現象

しかし、この酸化と糖化まったく別のものではあるのですが、互いに影響し合っている為、離しては考えられない存在なのです。

どっちのが悪いのか、どっちを防いだほうがいいのか、ではなくどちらも防ぐことを前提で考えていた方が良いです。

酸化も糖化はどちらも「老化」を招く原因

酸化と糖化はまったく別物だということがわかりましたが、ではそれぞれどこに影響してくるのでしょうか。

酸化は脂質、タンパク質、酵素、DNA、糖質に影響

「光老化」は紫外線が身体の表面を通り抜け、刺激してヒドロキシラジカルという最も有害といわれている活性酸素を発生を大量発生させます。
これがDNAまで傷つけて死滅させたりすると、癌となる。コラーゲンとかに影響すると、酸化分解してしまい繊維がしぼむ。
しかし、シミの原因である「メラニン」は本来活性酸素から、身体を守るために発生しているもの。

それがうまく機能しない、間に合わなければ当然細胞や真皮層にも影響する訳です。

さて、紫外線とはまた別で、酸化は血管内でもおこる為、血管系にも活性酸素(変化分子)を残します。

それにより血管系異常が起こり、生活習慣病や、認知症(脳血管)、関節円(白血球異常)、などが起きます。

糖化はタンパク質、に影響

人の身体は60~70%が水分、約20%がタンパク質なので、水分以外は半分以上はタンパク質になりそれは私達を生命活動させるためのモノです。
それが、余った糖で直接変質させられるものですから、直接老化に結びつくんです。
タンパク質が変形すると、硬く、もろくなり機能がしなくなります。

また、外からの影響でいえば、「AGEsをもつ食材を食べる」事によって、AGEsを体内にいれると、余った糖がなくても蓄積されてしまいます。
こちらはどのくらいの割合で身体に残ってしまうのか、はっきりわかっていません。

なので、肌に影響をうければ弾力はなくなるし、骨におきたら崩れやすくなるので骨粗鬆症になります。
ダイレクトに影響されていると考えられる為、糖化は老化現象を進行させると話題になったわけです。

どちらも機能がしなくなる状態にさせるものではありますが、作用のする場所も壊れ方も異なります。
酸素はエネルギーをつくるものだとしたら、タンパク質は身体を機能させるものになります。

癌も以前は、活性酸素による癌細胞の突然変異がメインで考えられていましたが、
元々身体にある”がん細胞”を未然に防ぐ酵素がタンパク質になるので、防御と攻撃がどちらが先ですか?となるわけです。

それぞれの対策はどうすればいいの?

酸化を加速させる要因として、ストレスや大気汚染、紫外線など「カラダに良くない!」と思うもので加速して守る為に起こるものですから、その原因が多ければ多いほど影響は受けてしまいます。
ただ、それも根本的な生活の見直しをする、とはいえ、「ストレス溜めるなよ」とは出来ないですよね。

ただ、食べ物で抗酸化作用をもつものが多くあります。
こちらも美容に良いという有名な「ビタミンCやE」も効果が有るものですので、普段口にするもので効能があるものが沢山あって、知らず知らずと対策できているものもあるんです。
ただ、紫外線の様に影響力が強いものはそれだけじゃ賄えない為、抗酸化力の高いものが目立つようになりました。
もちろん、生活習慣としてもカラダに良いものを意識することは大切ですが、対策方法は選ぶことが出来ます。

糖化は、そもそも食べたものが大きく影響するものではあるので、食事面での対策がメインになります。
低GI食品もその一部ですが、生活習慣病に大きく関わる為、「正しい食事をしましょう」というのが主となる対策です。

食事のバランス

エネルギーとして使用する糖の摂取量の計算したり、血糖値の上昇しにくいものを取り入れたり、AGEsをもつ食材においても気をつけたり、食事のバランスを考えることが大切です。

AGEsを持つ食べ物というのもモノにもより量も異なりますが、コゲのあるものが基本的に含みますので、「コゲを食べると癌になる」といわれ「食べ過ぎなきゃ大丈夫」と言われたのも、嘘ではないのです。

血糖値コントロール

糖のとり過ぎは血糖値が高くなり、体内では代謝の障害が発生します。
そのため血糖値が高い状態になると体内に糖が多すぎる状態が続くためAGEsが発生する可能性が高くなってしまいます。
処理をする量も速度もついていけなくなるんですね。
低GI食品は「血糖値が上がりにくい食品」の為、推奨されています。

これもまた、糖質が少ない=低GI食品というわけではなく、組み合わせる食品によっても変わり、食事のバランスが重要となります。

また、血糖値を下げるにはエネルギーとして糖を消費するための「運動」も推奨します。

糖化を抑制する食材を取り入れる

こちらは抗酸化物にくらべて解明されているものが非常に少ないです。
有名なのが、カモミール、マンゴスチン、サクラ、オオバコです。
こちらはタンパク質と糖が結ばれることをガードしてくれます。

ヨモギに至っては分解作用、排出作用があり、一度くっついてしまったものを分解したり、AGEsを排出する働きをします。
しかし現段階ではその作用があるものがヨモギしかなく、他の食材では解明されていません。

そのため、現状での抗糖化対策においては食事コントロールがメインで、サポートとして抑制成分を取り入れる形になります。

正しいアンチエイジング方は?

対策でもお話したように、酸化、糖化においては

  • 紫外線影響の対策
  • 抗酸化物質を取り入れる
  • 食事バランスを良くする
  • 血糖値コントロール
  • 抗糖化物質を取り入れる

どちらかをやったところで、一方がダメになってしまったら、もう一方にも影響が出てしまいます。
ですので、食事をきをつけることは勿論、抗酸化、抗糖化物質を取り入れる状態が理想です。

また、肌においても食事面での対策が基本とはなりますが、スキンケアにおいて対策はあります。

紫外線の対策で日焼け止めや日傘、洋服などで、肌に強い影響を与えない様にすること。
こちらは髪の毛に対しても同様です。

また、表面にさらされている部分は角質になりますので、
もちろん中を正すことが一番良いですが、保湿成分がどうしても減ってきてしまいますので保湿の高い化粧品でたっぷりと保湿してあげることは大事です。

糖分が悪いなら「糖の摂取をしなければいいじゃない」と思う方も多いかと思います。

低糖質ダイエットの様に等を摂取しない方法ですね。
こちらも、極端にとらないことはあまりおすすめしません。

エネルギーの消費は糖→脂質→タンパク質の順で消費していきます。

低糖質ダイエットも「脂質はOK」と言われていました。
こちらの理由は糖も脂質もとらないとタンパク質が使われていくからです。

なのでエネルギー源としてとってくださいね、なんです。

低糖質、低脂質はもちろん健康には良いですが、徹底的に排除しようとすると
身体の中にあるタンパク質を使い始めてしまいますので、運動なんて行っていたら当然足りなくなるわけです。

筋肉もなくなりやせ細るし、もちろんタンパク質でできている肌も髪の毛も状態が悪くなります。

ですのでタンパク質はとても重要であり、生活の影響をものすごく受けてしまします。

肌も髪も状態が悪くなる事に気がつくのがすぐではないので、後になってから気づき、その時に何もしてなかったりすると原因がわからずそのままなんて事もあります。

思い当たる人は、よく考えて対策していきましょう。

アンチエイジングにはどちらも必要!

酸化や糖化についてはなんとなくご存知のかたも多いかと思いますが、実際どちらも影響がある事がわかっていただけたかと思います。
知らずしらずのままですと「あれもこれもやらなきゃいけないなんて…」となってしまいますので、
正しく、賢く対策していきましょう。

カモミールもおすすめですが、抗糖化、抗酸化のサプリメントも販売しておりますので、手軽に対策したい方は是非試してみてくださいね!